皆さんは「テレワーク」というものをご存知でしょうか?
テレワークとは、会社から離れた場所で働くことを指しており、ICTを活用して自宅やカフェ、図書館、移動中の新幹線などで仕事をする働き方です。
以前から政府によってテレワークを推進する取り組みが行われており、近年は正社員だけでなく派遣社員でも行えるような取り組みがなされています。
そこで今回は正社員と派遣社員のテレワークについて、ご紹介していきましょう。
テレワークで正社員・派遣社員が得られる様々なメリット
近年増えているテレワークという働き方にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
どこでも仕事ができる
テレワークにおいて一番のメリットはどこでも仕事ができるという点ではないでしょうか?
通常であれば月曜から金曜日まで会社に行かなくてはなりません。
しかしテレワークであれば会社に行く必要がないため、例えば旅行の移動日を使って1日仕事を行い、次の日は現地で思い切り観光を楽しむといったこともできます。
比較的自由な場所で働けるのはテレワークの魅力だと言えるでしょう。
通勤にかかる時間やストレスがなくなる
毎日満員電車に乗って会社に向かうという行為自体に大きなストレスがかかってきます。
また、毎日30分通勤に使っている方の場合、1日1時間、月に換算すると週5勤務で20時間は通勤に使っていることになります。
20時間もあれば様々なことができます。
新しいことにチャレンジしたり、仕事を進めたりすることもできるでしょう。
テレワークなら通勤時間や通勤時にかかるストレスを除けます。
介護や育児中でも仕事ができる
介護や育児中であってもテレワークであれば仕事ができます。
働いている人にとっては収入源を確保できるため、生活の基盤を整えられますし、企業側としても慢性的な人手不足に悩んでいる業界であれば、テレワークで人材を確保することができます。
働き手と企業、両方がテレワークにより利益を被ることができるのです。
派遣社員でもテレワークは可能?
テレワークというと正社員にしか認められないように感じる方も多いかと思いますが、最近ではテレワークの派遣事業を実施している企業や、派遣社員のテレワークも認めている企業が増えてきています。
今後はさらに柔軟な働き方が増え、派遣社員のテレワークもより増えていくことでしょう。
ただ、現状課題となっている部分もあります。
例えば、派遣元の企業と派遣先の企業、両社でテレワークを実行するための制度やルール設定を行う必要があります。
いくら増えてきているとは言え、正社員でもテレワークを実施していないような企業はまだまだ多く存在し、派遣社員でも利用するために派遣先企業を説得するためには時間がかかってしまうでしょう。
また、派遣元企業もしっかりとした指示ができるシステム環境の構築を作らなくてはいけません。
テレワークのデメリットには対面で仕事をしていないため、サボってしまうのではないかという懸念があります。
こうしたデメリットを解消するためにも、仕事の指示が出せる環境づくりをしていかなくてはならないのです。
こうした問題を一つひとつクリアしていけば、より一層派遣社員の働き方も自由になっていくことでしょう。
テレワークは柔軟な働き方ができる方法であり、今後日本企業でどんどん取り入れられていくのではないかと考えられます。
現在は正社員だけでなく、派遣社員でもテレワークが行えるような環境づくりが行われているため、一人ひとりが働きやすい時代がやってくるでしょう。
今後もテレワークの取り組みについて注目してみてはいかがでしょうか?
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投稿日:2019年12月16日
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