【リリース日】
2015/1/21
【動作環境変更】
1. VMware Horizon 6上でのVDIおよびSBC環境において動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
VMware Horizon 6上でのVDIおよびSBC環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
└Agent for Virtual
※SBC方式でアプリケーション、デスクトップを公開する場合は、RDSホスト型アプリケーションやRDSセッションベースのデスクトップにのみ対応します。
2. Citrix XenApp 7.5およびXenDesktop 7.5上での動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Citrix XenApp 7.5およびXenDesktop 7.5上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
└Agent for Virtual
仮想デスクトップの展開は以下の方式に対応します。
・PVS(Provisioning Services)
・MCS(Machine Creation Services)
3. Citrix XenAppのアプリケーションサーバーをPVS上で管理する環境にて動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Citrix XenAppのアプリケーションサーバーをPVS上で管理し、プロビジョニングが行われる環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
└Agent for Virtual
サポート対象となる製品は以下のとおりです。
・Citrix XenApp 5
・Citrix XenApp 7.5
4. Mac OS上での動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
Mac OS上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
└Agent
※サポート対象となるMac OSにつきましては、弊社営業にお問い合わせください。
Mac OS上で取得可能な操作ログ種別は以下のとおりです。
・コンピューターログ
・ユーザーログ
・アプリケーションログ
・ファイルログ
・クリップボードログ
・Webログ
・Eメールログ
・ステータスログ
Mac OS上では動作しないAgent機能は以下のとおりです。
・Webメールログ取得
・リアルタイムアラート
・過労警告メッセージ
・暗号化通信のログ取得
・システム日付変更制御、および、変更検知
・デバイス制御
・アクセス制御
・ログ強制回収
・ログ回収ツール
・自動アップデート
・Agent Monitor Manager
5. 多国語OS上での動作検証を行いサポート対象として追加
[詳細]
多国語OS上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
└Agent
サポート対象となるOSの言語は以下のとおりです。
・英語
・中国語(Simplified Chinese)
※インストール画面などに表示される言語リソースは日本語のみとなります。
機能追加
1. 分析機能を追加
[詳細]
取得された操作ログを基にデータ分析ができるようになりました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
分析機能には、以下の種類があります。
・アラート分析
・ファイル持ち出し分析
・コンピューター利用状況
2. ダイレクトアーカイブを追加
[詳細]
取得された操作ログをデータベースには登録せずにアーカイブデータとして格納します。これによりデータベースをSQL Server Expressでの運用が可能になります。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
アーカイブデータとして格納された操作ログは、日単位や月単位での指定やログ種別単位で指定して参照用データベースに復元することで閲覧可能となります。
※監視対象ユーザー数が1000以上の環境ではご利用いただけません。
※MylogStar Relay Server上ではご利用いただけません。
3. リアルタイムアラートを追加
[詳細]
ポリシーに違反した操作が行われた際、管理者にメール通知することができるようになりました。また、ユーザー(利用者)に対して警告メッセージを表示することも可能です。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
4. カスタムジョブを追加
[詳細]
MylogStarにて定常的に行われるジョブ実行後に任意のスクリプトが実行できるようになりました。ジョブの実行が成功、もしくは失敗した場合にそれぞれ異なるスクリプトを実行することができます。以下の製品において、動作環境として追加されます。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
実行後のスクリプトを指定することができるMylogStarのジョブは以下のとおりです。
・アラートジョブ
・バックアップジョブ
・アーカイブジョブ
・LDAP連携ジョブ
実行可能なスクリプト形式は以下のとおりです。
・.bat
・.vbs
・.vbe
※MylogStarのスケジュール管理を行うサービス「MylogStar Server Scheduler Service」を実行ユーザーとしてスクリプトが実行されます。
【機能改善】
1. アラート結果通知メールを改善
[詳細]
アラートジョブの実行後に管理者に送信されるメールついて、警告対象となる操作ログをCSVファイルとして添付することが可能になりました。以下の製品において、改善の対象となります。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
2. クリップボード監視中にクリップボードを利用してコピーやペーストを行った際、エラーメッセージが表示される頻度を低減
[詳細]
クリップボードの監視処理が行われている場合、特定のアプリケーションにてコピーやペースト時にエラーメッセージが表示される場合がありましたが、この頻度を大幅に低減しました。以下の製品において、改善の対象となります。
・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer
3. MylogStar Serverのインストール時に待機ポート番号の変更が可能
[詳細]
MylogStar Server、およびMylogStar Relay Serverのインストール時に待機ポート番号の変更を可能としました。以下の製品において、改善の対象となります。
・MylogStar 3
【制限事項 追加】
1. MylogStar Server - LDAP連携 (P-0226)
[制限事項]
Active Directory 構築時に既定の「NETBIOSドメイン名」を変更した場合、ログ上のユーザー名の形式とLDAP連携で取り込んだユーザー名の形式に差異が発生する場合があります。
例)ドメインのFQDNがmls.agent.co.jp、NETBIOSドメイン名が「runexy」の場合、ログ上のユーザー名の形式は「runexy\user01」となりますが、LDAP連携でインポートしたユーザー名の形式は「mls\user01」となってしまいます。
※NETBIOSドメインは、Active Directory構築時においてFQDNの末端(例では「mls」)が既定値として設定されます。この値を任意で変更した場合に影響する問題となります。
2. MylogStar Console - 分析 (P-0227)
[制限事項]
ファイル持ち出し分析の持ち出し方法「リムーバブルドライブ」において、リモートデスクトップ接続などより接続先端末にマッピングされた接続元端末のリムーバブルドライブへのファイル持ち出しは分析対象となりません。
3. MylogStar Server - 全般 (P-0232)
[制限事項]
データベースとしてSQL Server 2008 Expressをご利用いただくことはできません。
4. MylogStar Agent - 暗号化通信ログ取得 (P-0234)
[制限事項]
通信プロトコルを途中で暗号化された通信に切り替える方式を使用した場合、その暗号化された通信に対するログは取得されません。
5. MylogStar Agent - 暗号化通信ログ取得 (P-0217)
[制限事項]
暗号化通信ログ取得機能を有効にした場合、特定のサイトへのアクセスに失敗する現象が発生します。
特定のサイトとは、暗号化通信のプロトコルやバージョンが一致しない場合にエラーを返すサーバーを使用しているサイトとなります。
次の対応によって本現象を回避することができます。
・対象サイトを除外対象ドメインに設定する
・暗号化通信ログ取得機能を無効にする
【制限事項 解除】
1. MylogStar Agent - システム管理 (P-0154)
[制限事項]
Agent管理においてMylogStar Agent の残ログ数が0の場合でも、未送信ログサイズは数KBと表示されます。
[解除事由]
本リリースで未送信ログサイズの判断ロジックを修正し、制限解除としました。