あけましておめでとうございます。新入社員のNです。
みなさま今年もマイログクラウドコラムをよろしくお願いいたします。2022年はどんな年にしたいですか?
私は旅行が好きなので、コロナを気にせず行きたい場所に行きたい、と初詣でお参りをしてきました。2022年が良い年になるよう頑張りましょう!
2022年初のマイログクラウドコラムの時間です。
前回は「プリンターログで印刷の監視」ということで、プリンターログで印刷物の監視・印刷枚数の節約についてご紹介しました。
ここ最近セキュリティ対策としてのログ活用をたくさん紹介しましたので「業務分析はまだ?」とお待ちいただいている方のため、今回は業務分析に注目したログの活用法をご紹介したいと思います!
今回のマイログクラウドコラムのタイトルは、「ウィンドウログで業務分析をしよう!」です。
日々何気なく開いているWebサイトやアプリケーションの操作などOS上の操作画面のウィンドウですが、MylogStar Cloudがあれば、これを業務分析に活用することが出来ます!まずは、ウィンドウログの基本的な機能についてご紹介します。
ウィンドウログ 画像
ウィンドウログ取得項目
- ユーザー名
- コンピューター名
- ウィンドウタイトル
- アプリケーション名
- 開始時刻
- 終了時刻
- 使用時間
- アクティブ時間
- アラートタグ
- IPアドレス
- MACアドレス
- ドメイン名
- リモート接続元ホスト
- リモート接続元IPアドレス
- 時差
- 任意付加データ
ウィンドウログでは、16種類のログ取得が可能です。ウィンドウタイトルではWebページを開いた時のタブやExcelのタイトルバーに表示されるファイル名などをログ取得することが出来ます。
例:赤枠をウィンドウタイトルでログ取得しています!
また、ウィンドウログは使用時間とアクティブ時間がログ取得可能です。ここでアクティブ時間をもう一度簡単にご説明します。
アクティブ時間とは?
ユーザーのログオン~ログオフまでの時間(使用時間)の中で実際にキーボードやマウスを操作していた時間です。
ウィンドウログでは、実際にユーザーがウィンドウを操作していた時間が分かります。
ウィンドウログのアクティブ時間やその他ログ項目を活用することで、業務分析に活用することが出来ます!
次は、実際のウィンドウログの活用シーンをご紹介します。
活用シーン1:業務に関係のないサイトにアクセスしていないか
管理者が社員Aの業務報告を確認していると、業務が進んでいないことを確認した。
何か業務中に起きたのか心配になり、ウィンドウログのログを確認すると業務中に関係のないWebサイトを閲覧しているログを発見した。
活用シーン1:ウィンドウログ画像
ウィンドウタイトルを確認すると、競馬のサイトを閲覧していた事が分かります。
活用シーン①は、ウィンドウログの基本的な活用法です。WebサイトだけではなくExcelなどのアプリケーションもログ取得可能です。そのため、社員がよく開くウィンドウ、不要なウィンドウを分析することができます。
活用シーン2:ウィンドウログで実業務時間の把握
社員Bは、自社のポータルサイト編集の業務をしている。管理者は、業務状況を確認するために社員Bのウィンドウログを確認した。
活用シーン2:詳細検索画像
業務で使用しているポータルサイト編集アプリのウィンドウタイトルが「パートナーポータル」である場合、上記画像のように詳細検索機能で[ウィンドウタイトル]を「パートナーポータル」と入力して検索します。
活用シーン2:ウィンドウログ(ホームページ)画像
上記画像が検索条件を指定したログ画面になります。
このように使用時間とアクティブ時間を見ることでポータルサイトの編集にどの程度時間をかけているかが分かります。
活用シーン2+α:アクティブ時間で業務状況の把握もできます!
使用時間とアクティブ時間を活用すれば同じ業務をする複数の社員の中で、どの社員の業務が進んでいるか、遅れているか確認できます。
業務が遅れている社員には、何か問題があるのか?業務上で分からない部分はあるかヒヤリングすることが出来ます。また進んでいる社員には、業務効率のいい方法をヒヤリングして他の社員に共有するなど社員の業務状況を把握するものとして活用できます!
活用シーン2+α:アプリケーションログとの違い
以前のコラム(「アプリケーションログで社員の実業務時間を確認しよう」)で紹介したアプリケーションログとウィンドウログの違いを説明します!
アプリケーションログでは、アプリケーションの起動と終了のログ取得は可能ですが、アプリ内でどのような操作を行ったのかまではログ取得することはできません。
上記画像のようにアプリケーションログでは、アプリケーションの起動と終了をログ取得します。
ExcelやWord、Teamsなどのアプリケーション使用中の操作を確認したい場合は、ウィンドウログの方が適しています。
ウィンドウログはウィンドウのタイトル名が変更された場合もログ取得が可能です。操作の証跡を残すことが出来ます。
活用シーンを2つご紹介しました。ウィンドウログを活用して業務分析をする事で社員の業務改善を期待することが出来ますね!
久しぶりに業務分析のご紹介でした。日々業務をする中で社員の業務分析をすることは時間と労力がかかりますよね。
ぜひ MylogStar Cloud を使って、今より簡単に社員の業務分析をするために活用してみてはいかがでしょうか?
MylogStar Cloudはトライアル版もご用意していますので、ますは製品に触れてお試しください。またMylogStar Cloudについてご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今回は、ウィンドウログを活用して業務分析をするといった内容をご紹介しました。
次回は、皆さんが日々閲覧しているWebを活用したセキュリティ対策・業務分析をご紹介する予定です。では、また次回お会いしましょう!
さようなら~
この記事を書いた人
株式会社ラネクシー MylogStar担当者 "N"
MylogStarを担当して今年で3年目。毎日奮闘しています。 趣味は、NBAを見ることです。 最近は、仕事のモチベを上げるためにドラマ「半沢直樹」を無限ループしています。※弊社に大和田常務のような人はいません。
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記事一覧
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- 2021.10.18「ユーザーログを活用し社員の業務時間を把握しよう」
- 2021.11.01「アプリケーションログで社員の実業務時間を確認しよう」
- 2021.11.09「機密ファイルの漏洩を防ごう」
- 2021.11.24「デバイス制御機能で情報漏洩を防ごう」
- 2021.12.16「プリンターログで印刷の監視」
- 2022.01.20「ウィンドウログで業務分析をしよう!」
- 2022.03.02「Webログで社員のWebサイト閲覧を可視化しよう!」
- 2022.04.12「Eメールログで社員のメール送信をログ管理!」
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